12/12(水) 明日の朝からお客さんが来るので部屋を掃除する。写真も撮るそうなので、この機会に何年もさわらなかった場所も含めて動かす。窓の外には小学生の時以来約30年ぶりに植えた朝顔のつるがまだある。まずはそこからかと地上から2階に伸びたつるを切って種を収穫する。こんなに種作っても全部蒔けないのにと思いつつ、そのままゴミ箱もなんなので、とりあえず一度ボールへ。植物の強さというか、いやらしさのようなものを人間の自分が感じている。かさかさを吹き飛ばそうと身の回りを見渡しブロアーで。

12/15(土)今日どうしようか何となく決められない日。 これとこれを見て、そこからこう行ってと考えるのが良い案に思えず、ネットを見る。そっかBFF(Bicycle FilmFestival)2007 http://bicyclefilmfestival.com/2007_site/tokyo/jp/index.html で見たかったのが今日上映されるんだ、今日しかないんだ。混み具合がわからないので一応電話で聞く。確実で早い対応を受けたので、立ち見でも構わないと行く事を決める。外に出ると飛行船。 その前に見ておかなかればならないものがある。金村修ダンテロブスター展 http://www.voidplus.jp/ 確実に何かを感じた。「必然」という言葉がうかぶ。あの大きなプリントがよりそう感じさせた。2階建てバスの白い丸顔がこっちを見ていた。ビルボードの脚も写るべくして存在していた。その後スタッフの方に僕の小さな写真集「屋上」を見てもらう。 その足で代官山へ向かう。普段歩かない青学横の道から並木橋を通る。六本木通りの渋滞中の車のライトの向こうに塔が立つ。川にはビルの灯りが映り込み、別のビルの灯りはブロックで作ったツリーのような格好。良い写真展をみると、その後すぐ写真を撮りたくなる。でも時間がおしているので早足で歩く、目と脳がカメラ。 会場に着くと少し遅れているとの事なので、展示やお店を覗く。捨てる必要のない、意味のある服があった。「自転車」を通して何か良い動きを感じる。だからMASHに引き続き今日も来たのか。上映された映画はどれもオリジナルな何かを持っていた。格好良いとか、凄いとかだけじゃなくて、そこにいる人間をちゃんと写し、もうひとまわり大きな何かを考えて作られていた。 帰りの山手線は混んでいて自転車で来なかったのを悔やむ。明日は乗ろうっと。