8/19(水) いよいよ青山のセレクトショップ FRAMeWORK さんでの展示が始まりました。“Botanical Life " - 植物とともに暮らす - をテーマにしたフェアで、フラワープリントのテキスタイルをはじめ、ボダニカルにちなんだ商品等とともに作品展をしています。 8/31まで詳細は (Click!) あまり意識して植物を育ててはいないが、2005年以降ヒヤシンスの球根を育て、それを毎年4ヶ月の間描いたり、夏には朝顔を2Fまで伸ばす事を楽しんだり、二年に一度、大量になる柿を木に登って採ったりしている。 そういう直接的な事ではないが、昼は大きな木の木漏れ日に、夜は街頭に照らされてできる木や葉の影、それが風で動く事で広がる時間、そんな事を楽しみに生活している。 多分そういうインプットを通して、絵を描く時の視点は生まれ、アウトプットとしてモビールや、シルエット状の絵が出来てくる。 今回のフェアのお話を頂き、まずは球根の絵をプリントしたカットソーやbagを作ろうとなり、そこからFRAMeWORKで前から人気のある風呂敷に、そしてflyer(むしろポスター)と広がっていく。 もうひとつ平行してオリジナルの絵を描きましょうという事で、「ビカクシダ」のテーマを与えてもらう。この植物との1ヶ月の生活からまた何枚かの絵が生まれ、それはB1より大きくプリントされてディスプレイとなる。

ここ10年程昔に比べてあまり洋服屋さんに行かなくなった自分だが、唯一覗いていたのが、原宿にあった頃の Materiaux や 今もあるJ.S.Homestead でどちらも BAYCREW'S のお店。服も見るが、インテリアやそこでしか手に入らない雑貨などの小物に惹かれている。Materiaux ではフランス製の金属のステンシルや Aldenを買って、現在も愛用している。 FRAMeWORK はそのBAYCREW'Sのレデイースなので、什器や空間も元々素敵で、自分の好みと重なったとても気に入った展示になった。 今回の展示は2009年に描いた2つの球根で「白」がメインの壁面に40枚、「紫」を額に入れて4枚、また水栽培で育てた球根の実物をそれぞれ器に入れて飾っている。そのそばに実際に咲いて枯れ、ドライフラワーとなった花も置いてある。小さな球根は今まで水栽培で育てたものを、翌年土に入れ、それを春に掘りおこしたもの。 モビールというか迷うが今回用に作った「ビカクシダ」と以前作った鳥のが2つ。(ちなみに先月の個展「スカート」の球根は2008年のもので、今回のとは別です。) 今回はお店なので僕は基本的に会場にいません。絵の前のベンチシートにfileや芳名帳を置いていますので、 ご感想など書いてもらえると嬉しいです。 また展示終了後のお渡しなのでご予約となりますが、会場で絵の販売もしています。お店のスタッフに言って下さい。 雰囲気が多少伝わればと思い、何点かの写真をアップしました。 ただ展示というものは写真で伝えらるとは思っていません。実際に時間を割いてその場に行って見てもらわないことには何も始まりません。 みなさんのお越しを心よりお待ちしています。